・の−1・野原野枝実 恋したら危機〔クライシス〕!
・の−2・野原野枝実 あいつがフィアンセだ!
突然大富豪の息子と結婚するはめになった女子高生の、ラブコメ。サスペンス色多少あり。
・の−3、野原野枝実 小麦色のメモリー〔想い出〕
信州から出てきた女の子がテニスプレイヤーとして大成するまでを描いた、シンプルでストレートで力強いスポーツドラマ。
、に−1、新倉智子 彼と背のびの夏したい
、に−2、新倉智子 どこからがボーイフレンド
、う−1、空木景 もう一つの原宿物語
※映画化されている。
、な−1、名木田恵子 スマイル大さじ3杯
、み−1、水城昭彦 星も夜空で泣いた
★や−1、矢崎ありみ ありのままなら純情ボーイ
異常に顔がいい男の子とヒロインとのラブストーリーに、言葉を話す犬と、謎の物体「てるてるゾンビ」などが絡む。発想がユニークなファンタスティック。
矢崎ありみは、現在の矢崎麗夜(存美)さんで、これがデビュー作。
、た−1、竹内美千子 シェイプ・アップ・ラブ(ハート)
ひとりの女の子を通して、ダイエットの落とし穴を描く異色の小説。
、の−4、野原野枝実 恋の偏差値しあわせ未満?
★な−2 、名木田恵子 ナイトゲーム
人生に嫌気がさしていた主人公は、深夜のシティホテルで出会った女の子に導れ、東京の夜に暮らす不思議な人びとを知る。住宅展示場を住みかとし、後楽園球場を庭とする彼らの自由な生活。だが、やがて……。
ジャック・フィニイの佳作「夜の冒険者たち」に匹敵し、ところどころではより優れている(そうでない所もそりゃあるが)と言える、アーバン・ファンタジイの大傑作。
単行本(文化出版局)からの収録。
、に−3、新倉智子 恋のセコンドひきうけます
★の−5、野原野枝実 トパーズ色のバンド伝説
女の子だけのバンドを作る話。これは、面白いよ。
たぶんこの人は、ほんとにバンドが好きだったのだ。で、まじめにバンドを作るということがどういうことか考えていくうちに、それだけで小説になることに気づいてしまったのだ。結果として、バンド物の傑作ができた。
男はいらない、という結論と、音楽をやるとはどういうことかということが、きちんと重なり合って書かれている。
ただどうも、この小説は他のより売れなかったようだ。というのは(第一部完)とあるが、第二部が書かれていないからだ。だとすれば、読者というものをあまり盲信するわけにもいかないなと思う。
(注:95年当時の感想である。なんだか力入ってますが(^^;)とりあえず放置。というのは、早見がMOE出版に行ったとき、「うちではバンド物は売れません」と明言されたのである。その追憶がありましてね(^^;))
、な−3、名木田恵子 ムーンライト・ドリンクをのみほして
、な−101、仲倉重郎 ビバ・スペースカレッジ
真剣な意図は分かるのだが、ちょっと現代のSFとは思えない、古めかしい内容。70年前後のテイストである。そういう意味での珍品というべきか。
著者は『きつね』などの映画監督。最近は脚本が多い。
、な−4、名木田恵子 もういちど歌って
、わ−1、渡辺真子 I LOVE ポゴ(ハート)
愛犬「ポゴ」に関するエッセイ。単行本からの収録。
、み−2、水城昭彦 クリスマス・ラン
、な−5、名木田恵子 回転木馬〔メリー・ゴーランド〕の恋人たち 上
・のー6・野原野枝美 恋したら危機!パートII
、やー101、柳原一日 BOY MEETS GIRL(1)フィアンセはミステリー
、なー6、名木田恵子 回転木馬の恋人たち 下
、のー7、野原野枝美 媚薬
もてない女の子が、媚薬を手に入れて、世の男への復讐を始める。
、さー1、桜衣みお わたしのプリンス
、にー4、新倉智子 女子高・男子高合併物語(1) 危険な少女
、のー8、野原野枝美 恋したら危機! パートIII
、み−3、水城昭彦 卒業の夏
ひとりの女の子を取り合って、三人の高校生が、トライアスロンの選手と試合で勝負する。青春物。
、やー102、柳原一日 BOY MEETS GIRL(!)おばけやしきのあなた
、にー5、新倉智子 オーマイ女神!(1)
★のー9、野原野枝美 急がないと夏が……
井の頭公園のプールに早朝泳ぎに来た女の子が、不思議な男の子と出会う。切ないファンタジイ。よしだまさしさん絶賛(^^)。
、にー6 、新倉智子 女子高・男子高合併物語(2)夏の嵐
、やー103、柳原一日 BOY MEETS GIRL(3)ボーイズ・この胸の痛みを
、の−10、野原野枝美 セントメリークラブ物語(1)セントメリーのお茶会にどうぞ
学園超能力シリーズ。
、う−2、空木景 もうひとつの原宿物語2
・にー7・新倉智子 女子高・男子高合併物語(3)おんなおとこ狂詩曲〔ラプソディー〕
実際のタイトルは記号の「おんな」(○に+)「おとこ」(↑に○)が使われている。
・のー11・野原野枝美 セントメリークラブ物語(2)銀の指輪は冷たく輝く
三冊目が出る前に、この巻で文庫自体が終わってしまった。
以上